家で楽しむ七夕の簡単レシピ

家で楽しむ七夕レシピ

七夕まつりは大抵は笹にお願いごとをして終わりという家庭も多いのでは?
七夕は節句の一つ。二十四節季の小暑(しょうしょ)にもあたります。
桃の節句や端午の節句と同じく、無病息災を願う料理がちゃんとあるのです。

七夕に親子で食べたい「七夕まつり」の料理レシピのご紹介です。

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七夕に素麺を食べる由来

個人的にですが、子どものころから七夕に素麺(そうめん)を食べることはありませんでした。
その習慣が家になかったこともあります。

ですが、最近七夕にはそうめんを食べる風習は昔からあったことを知りました。

奈良時代に中国から伝わった索餅(さくべい)と呼ばれる小麦粉の料理がルーツだそうです。
7月7日、索餅を食べるとその年無病息災で過ごせるといわれていました。

「索餅」は「索麺」と転じ、さらに「素麺」となったそうです。

諸説ありますが、そのほか中国では7月7日に織女星にあやかってはた織りや裁縫が上達するようにとお祈りをする風習があることから素麺を糸に見立てて素麺を食べるようになったという説も。

七夕の由来やおうちでの七夕の楽しみ方について、ぜひこちらもご覧ください。
> 七夕の節句|子どもに伝えたい七夕の意味と家での楽しみ

親子で楽しめる素麺レシピ

シンプルな素麺もちょっとひと手間で見た目も華やかにさらに美味しくいただけます。
子どもも喜ぶ、素麺レシピ5選です。

七夕だしそうめん

そうめんだけだと、どうしても栄養が不足しがち。
これなら彩よく、子どもも喜んで食べてくれそうですね。

【材料】(2人分)
そうめん 4束(200g)

(A)
水 2カップ
顆粒だし大さじ1
塩 小さじ1

(B)
溶き卵 1個分
みりん 小さじ1

ロースハム 2枚
ミニトマト 4個
にんじん 3センチ(30g)
オクラ     4本
サラダ油 小さじ1

クッキー型に使うような星型の型抜き

【作り方】
1. Aを合わせて混ぜ、冷蔵庫で冷やしておきます。

2. フライパンに油をひき、Bを合わせた生地を流しうす焼き卵を作ります。
  

3. 2のうす焼き卵は粗熱が取れたら星型の型抜きで黄色の星を作っていきます。
 その他ハムも星型で抜き、ミニトマトは半分に切り、にんじんは短冊切りにしておきます。

4. オクラは塩で軽くもんでから水洗いし、耐熱皿に並べてラップをかけ、1分くらいレンジにかけます。
レンジから出したら水にくぐらせ、水気を切って2本は2センチ幅に輪切りに、残りは斜め半分に切ります。

5. そうめんを1束ずつ片側1センチくらいのところを糸でしばって束ね、表示時間ゆでます。

6. 茹で上がったらザルにあげ流水でしめ、水切りをします。

7. 糸を切り落とし、器に天の川をイメージして盛り付け、2にんじん、ミニトマト、ハム、4のオクラを飾りつけ、1のつゆを注ぎます。

五色そうめん

五色そうめん

出典:kikkoman

七夕飾りに五色(ごしき)の短冊を飾るものでした。
それは中国の陰陽五行説に基づき、「青、赤、黄、白、黒」の五色を指します。

これらの色は少々異なれど、五色で彩ればそうめんも華やぐごちそうとなります。

【材料】(2人分)
そうめん  150g
鶏ささみ  2本
にんじん  小1/2本
水菜    40g
梅干し   適量

(A)下味
酒    大さじ1
塩    少々
しょうが薄切り 2枚

(B)炒り卵
卵  1個
みりん 大さじ1/2
塩   少々

(C)つゆ
だし汁 1カップ
大豆しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2

【作り方】
1. 鶏ささみを耐熱皿にのせ、(A)をからませてラップをふんわりとかけてレンジに600Wで2分ほどかけます。
 レンジから取り出したら粗熱を取り、適当な大きさに裂きます。

2. にんじんは千切りにしてささみ同様耐熱皿に盛り、ラップをかけてレンジに30秒ほどかけます。

3. 水菜は4センチの長さに切り、梅干しは種を取って果肉をたたいておきます。

4. (B)の材料をよくかき混ぜ、熱したフライパンに流しこみ菜箸でかき回しながら炒り卵を作ります。

5. そうめんを表示時間で茹で、茹で上がったらザルにあげ流水でしめ、水切りをします。

6. そうめんと水菜を混ぜて器に盛り、ささみとにんじん、梅干しをその上に盛りつけます。
  最後に(C)のつゆをまわしかければ出来上がりです。

天の川そうめん

天の川そうめん

出典:DEKISH KITCHEN


天の川をイメージした盛り付けにぜひチャレンジしてみてください。
くずして食べるのがもったいなくなりますね。

【材料】(2人分)
そうめん 1束(100g)
きゅうり 1本
オクラ  4本
ハム   2枚
卵    1個
塩    少々
サラダ油 大さじ1/2
めんつゆ(2倍濃縮) 40cc
水    40cc

クッキー型に使うような星型の型抜き

【作り方】
1. きゅうりをピーラーで薄くスライスし、オクラをさっと塩ゆでして1センチ幅に輪切りにします。

2. ハムを星型に抜きます。

3. 卵と塩を混ぜ合わせ、油をしいたフライパンに流し、うす焼き卵を作ります。

4. 薄焼き卵が焼けたらまな板に移します。縦半分に切り込みを入れてくるくると巻き、細切りにします。

5. そうめんを表示時間で茹で、茹で上がったらザルにあげ流水でしめ、水切りをします。

6. 器に先にめんつゆと水を入れて混ぜ、そこにそうめんを入れます。さらにそのうえに写真のように盛り付けていきます。

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豆乳そうめん

豆乳そうめん

出典:kikkoman


栄養満点の七夕料理。
トッピングはお子さんの好みの野菜にしてもいいですね。

【材料】(2人分)
そうめん 1束
ツナ缶  小1/4缶
みょうが 小1個
きゅうり 少々

(A)豆乳たれ
無調整豆乳 3/4カップ
しょうゆ  大さじ1
みりん   大さじ1

【作り方】
1. そうめんを表示時間で茹で、茹で上がったらザルにあげ流水でしめ、水切りをします。

2. ツナは汁を切り、ほぐしておきます。みょうがときゅうりは輪切りにします。

3. グラスかそばちょこのような器にそうめんを入れ、その上に2を盛り付け、(A)の豆乳たれをかけます。

七夕パフェ素麺

まるでパフェのような見た目もかわいいそうめん料理。
おうち七夕まつりが盛り上がりそうですね。

【材料】(2人分)
そうめん  白100g
そうめん  ピンク100g
ツナ缶  1缶

錦糸卵
卵  2個
砂糖 大さじ2

プチトマト 6個
さくらんぼ 4個
ミントの葉 4枚
ブルーベリー 12個
麺つゆ   適宜

【作り方】
1. そうめんを表示時間で茹で、茹で上がったらザルにあげ流水でしめ、水切りをします。

2. 卵と砂糖を混ぜ合わせ、油をしいたフライパンに流し、うす焼き卵を作ります。焼けたらまな板に移し、細切りにして金糸卵にします。

3. グラスか、プラスチックのカップに白とピンクのそうめんを入れます。

4. そうめんの上にツナ、真ん中に金糸卵をのせます。さらにそのうえにプチトマト、さくらんぼ、ブルーベリーを飾り、最後にミントの葉を添えます。

5. 食べる直前にめんつゆをかけていただきます。

七夕まつりを家で楽しむレシピ

何もそうめんにこだわる必要はありません。
そうめん以外のレシピをご紹介!

星空ちらし寿司

星空ちらし寿司

出典:Allabout

【材料】(2~3人分)
卵   1個
スモークサーモン 4枚
きゅうり 1/2本
かまぼこ 1/2本
いくら 少々 ※お好みで
片栗粉 小さじ1/2
水 小さじ1
塩 少々
油 少々
ご飯 1合分

すし酢
酢 大さじ1と1/2~
砂糖 大さじ1/2~
塩 小さじ1/4~

クッキー型に使うような星型の型抜き(小さめ)

【下準備】水分を少なめにご飯を炊いておきます。

【作り方】

1. 卵に塩、水溶き片栗粉を加えて、よく混ぜ、ざるでこします。
 (卵がなめらかになります。)
 フライパンに油をひき、中火にかけ卵を流し入れ、うす焼き卵を作ります。

2. きゅうり、かまぼこは3ミリ幅に薄切りし、星型に抜きます。
 うす焼き卵、スモークサーモンも同じく星型に抜きます。
 型を抜いた後の具はすべて角切りにします。

3. 耐熱容器に酢と砂糖と塩を入れレンジで約20秒加熱します。
  取り出したらよくかき混ぜてください。

4. 炊き上がったご飯に3のすし酢を加え、全体がなじむよう、手早く混ぜます。
 すし酢がまんべんなく混ざったら粗みじん切りにした具も混ぜます。
  

5. お皿に酢めし、具材を盛りつけます。
  牛乳パックなどを切り開いて円形の型にするとホールケーキのような形になります。
  触れる部分に水をつけてくださいね。

七夕ゼリー

デザートももちろんきらきら星です!
【材料】(6人分)
牛乳   500cc
砂糖   50g
サイダー 500cc
ブルーハワイシロップ 大さじ3
ゼラチンパウダー  20g
お湯   50cc

トッピング用
黄桃、メロンなど適量

【作り方】
1. ゼラチンパウダー10g(分量の半分)をお湯50㏄でよく混ぜて溶かします。

2. サイダーに1のゼラチンとブルーハワインシロップを合わせ良く混ぜます。

3. 透明のゼリーカップに底から2センチくらいまで入れ、冷蔵庫で冷やします。
少し余るので、これをバットにいれラップをかけてこれも冷蔵庫で冷やし固めます。

4. 鍋に牛乳500ccと砂糖を入れ、火にかけます。
  砂糖が溶けたら残りのゼラチン10gを入れ、溶かします。この時沸騰させないようにしてください。

5. 粗熱をとったら、固まった3のカップに注ぎ、また冷蔵庫に入れて固めます。

6. 3のバットで固めたゼラチンをフォークなどでクラッシュゼリーを作り、5が固まったらその上にのせます。

7. その上に星型に抜いたフルーツなどをトッピングして完成です。

七夕料理に使ってみたいガラスの器

特にそうめんなどは見た目の涼しさ、清涼さもポイント。
そうめんレシピにひと工夫するからには器にもこだわりたいところです。

七夕メニューにぴったりの器を探してみました。
ご参考まで。
※あくまで個人的な見解です。

ダンスクDANSK バブルコンフェティ ミディアムボウル

ボデガ200*ガラスボウル

出典:LOHACO

色の気泡がポイントとなり、白いそうめんに映えそうです。
径が18センチという大きさはデザートなどにも使えますね。

ボデガ200*ガラスボウル

ボデガ200*ガラスボウル

出典:Acorn-Style

デザートやカップ料理に最適。
見た目がシンプルなだけに飾った料理も映えそうです。

琉球ガラス工房glass32 リング鉢(クリア)

琉球ガラス工房glass32

出典:Rakuten

丈夫ながら繊細な光が魅力の琉球ガラスの器。
20.9センチの径は何にでも使えるサイズ。

らせん状のデザインが七夕気分を盛り上げてくれそうです。

以上、ちょっと普段より手をかけるなら器にもこだわりたいところ。
ぜひお子さんと一緒に盛り付けて楽しんでくださいね。

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