子どもの入学祝いをいただいた。
そのお返しってどうすればよい?
基本的に入学祝いに内祝いは要らないとされていますが、気持ちなのでという理由からお返しする人がおおいそうです。
ではその場合、何を贈る?相場は?親にも贈ったほうがいいのか?
入学祝いの内祝いのマナーまとめてご紹介です。
入学内祝いって何を贈る?
さて、親戚や義父母に内祝いを贈るとして何を贈るのがベストなのでしょうか。
もらってうれしい入学内祝いのランキングは
1位 ギフト券
2位 現金
3位 カタログギフト
※ギフトコンシェルジュ調べ
だそうです。
おそらくは実際内祝いとして贈られているものは美味しいものとか、相手の好みの飲み物(お茶やお酒など)がほとんどと思いますが、実際もらってうれしいものというとこういったランキングになるんでしょうね。
入学内祝いの相場
内祝いの相場はどの程度になるのでしょうか。
目安はいただいたものの1/3~半返しが一般的とされていますが、結構いただいたものの1/2~ほぼ同額に近いものを贈ることが多いようです。
入学祝いの相場がだいたい5,000~10,000なので1/3くらいとなるとかえって選択肢が狭くなり、難しいのも理由かもしれませんね。
中にはプライスレスな子どもにお礼の手紙を贈ったなどといった事例も多いようです。
内祝いをすることでかえってよそよぞしくなりそうという場合は金額や品物にこだわらず、相手が喜ぶことを考えましょう。
入学祝い内祝いマナー
いざ内祝いするとなると品物を贈るだけでいいのでしょうか。
失敗しないために入学内祝いのマナーのおさらいです。
内祝い品物選び
贈る相手の好みがわかっていればそれを贈るのが一番無難です。
いただいた金額の半分くらいの値段を目安に選んでください。
もし先方の好みがよくわからない場合は商品券やギフトカードなども手。
いただいた入学祝いで購入したものなどの写真や子どもが実際使っている写真など添えればなお気持ちが伝わると思います。
最近流行りのギフトカタログも便利ですが、贈られた方の好みも分かれるところです。
熨斗をつける
内祝いは必ず熨斗をつけます。
包装紙の内側にかける「内のし」が内祝いの定番となっています。
水引は何度あってもめでたいことという意味で結び直せる「蝶結び」の水引を。
熨斗の表書きは上段(水引の結び目の上)には「入学内祝」または「内祝」と書き、結び目の下には子どもの名前を書きます。
小学生くらいまでは“下の名前のみ”にする方が多いようです。中学生以上ならフルネームで書くのが一般的です。
入学内祝いはいつまでに贈るのがマナー?
何を贈るかも大事ですが、もっと気をつけたいのが内祝いのタイミング!
入学の内祝いは「入学式後1カ月以内に贈る」のがマナーです。
ただしいただいたらすぐに電話や手紙でお礼を伝えるのは必須です。
先方が「無事届いたかな。」と心配しないよう、すぐに一報を。
また、入学式後1カ月以内に贈るといっても、相手が贈ったことも忘れたころに贈るのはあきらかにマナー違反。
さらに早めにいただいた場合は入学式前に内祝いを贈るべきでないとされています。
入学内祝いは遅くても早くてもNGということですね。
「無事入学式を終えられました。」という報告も兼ねて、入学式後なるべく早く内祝いを贈りましょう。
入学式の写真なども一緒に贈れると、特に親御さんは喜ぶかと思います。
ママにとって実の両親や兄弟なら「ありがとう」で済むものも、親戚や義父母から入学祝いをいただくとちょっとその後のことを考えてしまいますよね。
ただ、内祝いはしきたりでなく、あくまで気持ち。
まずはお礼の気持ちを相手に伝えておきたいですね。
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