入学内祝いのお礼状の文例 送るのが遅くなった場合

入学祝いのお礼状

子どもの入学祝いをいただいた。
さあ、お礼はどうしますか?

電話だけでOk?手紙を書く場合どう書いたらいいか?
など、さらにお礼状が遅れた場合の対処法などもあわせてご紹介。

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入学祝いのお礼状のマナー

普段手紙を書かないと、いざお礼状書くとしてもどう書いていいのか悩みますよね。
それこそ絵ハガキでいいのか、便せんに書いて封書で出すべきか、その時点で固まってしまう、みたいな。。。

文例は後ほどご紹介しますが、最低限のマナーだけさらっとご紹介しておきます。
一応知っておきたい知識として心おきいただければと思います。

基本的な入学祝いのお礼状のマナー

お礼状のマナーはお祝いをいただいたらなるべく早くだすことです。
たとえ電話で早急にお礼を伝えていたとしても、改めて早めにお礼状を出すのがマナー。

目上の方へ出すのでなければハガキでもOKです。
基本的には白い便せんに黒ペンで書くのが一般的とされていますが、そこは気持ちが伝わればこだわるところではないと思います。

ただし、最低限キャラクターの入ったものや販促用の便箋は避けた方がいいですね。

便せんは2枚。
1枚で終わっても白紙の便せんを1枚添えて2枚で出すのが正式な封書の出し方です。

子どもがある程度の年齢になっているのであれば、子ども本人に一筆書かせるほうがいいですね。
その場合は内祝いと一緒にメッセージカードのような形でもいいかもしれません。

あまり堅苦しくならず、まずは気持ちを伝えることが第一と考えた方が間違いないですね。

そうはいってもメールやLINEなどはちょっと非常識ととらわれる可能性があるので避けた方が無難です。

入学祝いのお礼状の書き方

「気持ちを伝える」といっても、やはりペンが止まってしまう、、、

わかります。
まず冒頭の挨拶でつまづきますよね。

基本的なお礼文の構成は

  1. 頭語
  2. 時候の挨拶
  3. 本文(お礼の言葉)
  4. 結びの挨拶
  5. 結語

となります。

ただし子どもが書く場合などは必ずしもこの形式にこだわる必要はありません。

1.頭語
頭語と最後の結語のセットです。

「拝啓」をつかったら結語は「敬具」となり、
「啓上」なら結語は「拝具」を使います。

また、差出人が女性の場合
「一筆申し上げます」を頭語に使い、「かしこ」で結ぶ場合もあります。

もし目上の方へ出すなら
頭語を「謹啓」結語「謹言」を使うのが一般的とされています。

2.時候の挨拶
季節によって変わってきます。

3月の場合なら
・初春の侯
・陽春の候
・寒さの中に春の気配を感じる頃となりました

4月なら
・桜花の侯
・春和の候
・花の色が美しい季節になりました

などを使いますが、あくまで事例。
桜が3月で散ってしまえば、当然4月にお礼を出すとき「桜花の侯」とは使いません。

春の時候の挨拶は多いので、各時点の気象や景色にあわせて使ってくださいね。

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「春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みみますが、お元気にされていますか。」
といった少しくだけた言い回しでも問題ないと思います。

3.本文(お礼の言葉)

「この度は(子どもの名前)の入学にあたり、お心遣いをいただき、ありがとうございました」
「いただいたお祝いで、○○を買いました」

など率直な気持ちを書いた方が相手にもその思いが伝わります。

4.結びの挨拶
相手への気遣いで締めくくります。
「季節の変わり目ですのでどうぞご自愛ください」

「取り急ぎ書中にて御礼申し上げます」
などの言葉で締めくくります。

5.結語
使った頭語に準じた結語を使います。

おおまかな礼状の構成は以上となります。
引き続き例文をご紹介。

入学祝いのお礼状の文例3例

そのままだと、ちょっと借りてきた文章となりがちなので、箇所箇所ご自身の言葉に変えてください。

拝啓
春光うららかな季節となりましたが、ご家族の皆様にはご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。

この度は(子どもの名前)の入学にあたり、心遣いをいただき、ありがとうございました。
無事に入学式を迎え、毎日楽しそうに学校へ通っています。
仲の良い友達もできたようで、まずは親としても安心しております。
いただいたお祝いはぜひ、本などに使わせていただきます。

季節の変わり目、体調など崩されませんように。
皆さまにもよろしくお伝えください。

まずはお礼まで。

敬具

年月日
本人の名前
子どもの名前

拝啓 
うららかな春日和が続いております。
皆様には、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
この度は(子どもの名前)の小学校入学にあたりまして、お祝いをいただきましてありがとうございました。
前々から欲しがっていた靴を購入させていただきました。その靴で通学するのを本人も大変楽しみにしている様子です。
入学式の写真ができましたら、お送りいたします。
いつもお心にかけていただき、本当に感謝しております。
朝晩はまだ冷えますので、お体にはくれぐれもご留意くださいませ。
取り急ぎ書中にて御礼申し上げます。

敬具

年月日
本人の名前
子どもの名前

子ども本人が書く場合は

すっかりあたたかくなりました。
皆さまお変わりありませんか。
先日は入学のお祝いをいただき、ありがとうございました。
早速頂いたお祝いで○○を買いました。
ぜひこれからの学校生活に役立てたいと思っています。

季節の変わり目、体調など気をつけてください。。
また次にお会いする日を楽しみにしています。

年月日
名前

お礼状が遅くなった場合

内祝い・お礼状は遅くても4月中には贈るのがマナー。

それよりも遅くなった場合や、お祝いをいただいてからかなり時間がたった場合は

「その節は(子どもの名前)のために、あたたかいお心づかいを頂きましてありがとうございました。
本来ならばすぐにお礼を申し上げるところ、遅くなりまして大変申し訳ありません。」

「忙しさにかまけ、お礼が遅くなったことを心よりお詫び申し上げます。」
など、一言お詫びを添えます。

ただ、繰り返しになりますがお祝いを受け取ったら電話でのお礼は早急にしてくださいね。
電話を遅れるは絶対NGです。

先方も無事届いたのか不安になってしまいます。
ここはマナー違反とならないよう注意してください。

電話にしても手紙にしても、感謝の気持ちを伝えることが先決。
あまり形式にとらわれないように自分の言葉で伝えることをおススメします。

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