初節句のお祝いって何をすればいいのでしょうか。
食事会は両家の親を招待して食事会とかしなくてはいけない?
はたまたお店を予約しなくてはいけないのか、自宅ですべきなのかなどなど。
最近の初節句のお祝いの仕方やアイデアなどを調べました。
初節句、何をすれば良いの?
女の子なら3月3日上巳の節句に雛人形を飾りお祝いし、男の子なら5月5日の端午の節句のときに兜などを飾りお祝いします。
どちらも意味は同じで、厄から守りこれからの成長の願いが込められています。
初節句の食事会は決まった料理ってあるの?
女の子ならちらしずしやハマグリのお吸い物などが定番ですね。
(もちろん赤ちゃんは食べられませんが、、、)
彩よい春の料理が一般的です。
- 海老
- 赤飯
- 鯛の尾頭付き
- ちまき
- ちらし寿司
- かつを(男の子の場合)
- ブリ(出世を願う)
- 筍(すくすく育つことを願う)
など縁起物が食べると言われています。
が、近年こんな食事を初節句祝いに食べる家庭はないと思います。
お供えとして女の子なら雛あられや甘酒、男の子なら柏餅やちまきを用意し、あとは家族で好きなものでお祝いしてはどうでしょうか。
初節句食事会どこでやる?誰呼ぶ?
家族だけでやるならなんでもいいのですが、両親や親戚を呼ぶとなるとそうもいきません。
お店でやるか家に招待するか
最近はどちらとも言えないようですが、都会ではマンション住まいも多くなっているので、狭いことから家に両家の親を招待して食事会というのは少なくなっているようです。
家だと、用意は大変ですが家族が揃って、周囲を気にせずにお祝いできますし、お祝いされる本人の食事は当然レストランなどでは難しいですね。赤ちゃんがぐずったりすることも想定にいれておかないとなりません。
ただ、家でやるとなると、ママは赤ちゃんの面倒をみながら食事の用意をするのは大変です。
家でやるか、店を予約するかを決めるポイントは以下の通り。
- 夫婦両家の両親の意向
- 予算
- 赤ちゃんの座る場所と寝かす場所
- 初節句をむかえる子の兄弟の食事
- 授乳やおむつ替えの場所
などでしょうか。
家でやりたいけど、料理の腕に自信がないという場合は仕出しなど様々なサービスを考慮すればいいと思います。
最近ではそういったサービスも充実しているので利用する方も多いですね。
店を予約する場合はなるべく早く、「初節句の祝いの会」ということで赤ちゃんもいることを伝えましょう。
ホテルなどでは初節句祝いのコースなどを用意しているところもあるようです。
家でやる場合とお店でやる場合のそれぞれのメリットデメリットをあげておきます。
ご参考まで。
【家で初節句祝いをやる場合】
・雛人形や五月人形などと一緒に写真が撮れる
・服装をあまり気にしなくてもよい
・赤ちゃんを連れて移動しなくてすむ
・ママが細々動かないといけないのでゆっくりできない
【店で初節句祝いをやる場合】
・食事の準備と片づけがないのでママは楽
・コースなので時間がちゃんと決まる
・赤ちゃんを連れての移動が大変
・両家の好みや赤ちゃんの兄弟の食事があるかわからない
・服装の調整
・赤ちゃんのおむつ替えや授乳の場所の確保
お店の場合の服装の調整とは両家の両親に対しても含まれます。
どちらかの両親がスーツやセミフォーマルスタイルで、どちらかが平服となるとちょっとバランスが悪くなります。
お店のグレードをお知らせし、服装はスーツなどは不要ですときちんと伝えておかないと気まずいことになりかねません。
また、写真をフォトスタジオなどで撮る場合などの移動のことも考えて決めたほうがよさそうです。
初節句の食事会の準備の流れ
ざっくりとした食事会の準備から当日までの流れです。
- 招待する人を決める
- 人数を考慮し、お店か家かを決める(妻か夫の実家という選択肢もアリ)
- 日程を決める
- 店の予約、または食事のメニューを決める。仕出しの場合は予約をする
- 手土産の準備
- 当日
- 食事会に参加できなかったひとでお祝いをいただいた人へ内祝いを贈る
ざっとみるとこんな段取りになります。
無理せず、できる範囲でやることをおススメします。
初節句祝いの食事会の成功と失敗
いろいろ調べてみると、けっこう食事会の成功例と失敗例が上がっています。
参考までにざくっと拾ってみました。
家でやったらママがバタバタしていて全員の集合写真が撮れなかった。
両家の日程が合わずに2回やることに。食事会やらなくてもよかったかも。
お店で「初節句のお祝い」と告げて予約したらふさわしい料理を用意してくれた。
家で当日がんばってお赤飯を炊いたら失敗し、旦那さんに買いに行ってもらった。
食事会をしない選択肢もあり?
とくに女の子の節句は3月ということもあり、正月からそんなに日がたっていません。
わりとそこはお茶会みたいなかたちをとる家庭もあるようです。
家に招いて、ちゃんとした食事でなくかるくつまめる軽食的なものを用意。
それならおおきな準備もいりませんし、お酒や次の料理の準備などでママが立ったり座ったりすることもありませんね。
また、いっそうのこと特別のことはせず、お祝いをいただいたなら内祝いだけするという家も増えてきているとか。
初節句は大切な行事ですが、それによって体調崩すようなことがあっては台無しです。
誰もが無理をせずに子どもまたは孫の成長を願う、温かなお祝いの場にできればいいですね。
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