親しい友人が引っ越ししたときに何か引っ越し祝いをあげたい。
その時、あなたなら何を贈りますか？
「センスがいい！」と思ってもらうことを基準にすると、自分視点になりがち。
相手からしてみると迷惑になることも。
引っ越し祝いの相場や選ぶポイントをおさえましょう。
友人の引っ越し祝いの相場
ちなみに友人が家を建てた、または新築マンションを購入したなどのときは「引っ越し祝い」ではなく「新築祝い」になります。
ただし中古物件を購入したというときは「引っ越し祝い」でOKです。
友人の引っ越し祝いの相場
一般的には5,000円～10,000円だそうですが、相場としては相手への親しさや親近さで変わるようです。
友人 3,000円～5,000円
職場の同僚 3,000円～5,000円
兄弟姉妹 5,000円～10,000円
親 30,000円以上
親戚 5,000円～10,000円
相場としてはこうなっているようですが、要は金額より気持ち。
相手の喜ぶモノを贈ることが大切かと思います。
引っ越し祝いでうれしいもの・困るものランキング
実際あげたことのある引っ越し祝いでなく、引っ越し祝いとしてもらったものランキングです。
もらったことがある引っ越し祝い
- 洗剤
- 家電
- お菓子・スイーツ
- 時計
- インテリア雑貨
誰もが一度はあげたもののランナップではないでしょうか。
では貰い手の立場になってみます。
もらってうれしかったもの
- 現金・祝い金
- 商品券・ギフト券>
- カタログギフト
- 家電
- 洗剤
- タオル
- お菓子・スイーツ
- 酒類
- キッチングッズ
- 観葉植物
やはり、何にでも使える現金や商品券は正直もらってうれしいですよね。
もらって困ったもの
- 観葉植物
- 食器
- 花
- インテリア雑貨
- 時計
- 酒類
- タオル
- キッチングッズ
- 洗剤
- カタログギフト
＠DIME調べ
カタログギフトが困ったものに入っているのは正直以外でした。
申し込みが面倒で、期限があるのがネックなのでしょうか。
また、もらってうれしかったものと困ったものが結構かぶっているんですね。
その中で「困ったもの」にはなく、「うれしかったもの」にあるものは「現金」「商品券・ギフトカード」「家電」「お菓子・スイーツ」ですね。
家電がどういったものか分かりませんが、お菓子やスイーツも甘いものが苦手な人にとってはうれしくないはずです。
そう考えると、いかようにも使える「お金」やそれに変わるものなのでしょうか。
親戚なら「何かの足しに」とのし袋に包んで贈ることもあるかもしれませんが、友人に贈るのに現金というのもちょっと違和感があります。
引っ越し祝い選ぶポイント
人の好みは十人十色です。
いくら多くの人が喜ぶものといっても実際のところあなたの友人は喜んでくれないかもしれません。
（お祝いしてくれた気持ちは嬉しく感じるかもしれませんが）
引っ越し祝いで選ぶポイントとやりがちな失敗です。
失敗しない引っ越し祝い選ぶ3つのポイント
ざっくり以下3つのポイントがあげられると思います。
1.相手の好みを知る
どんなに高価なものでも、可愛いと思ったものでも、相手の好みでないものは迷惑なものになってしまいます。
友人なら結構知っているはずですし、もし迷ったら共通の友人に相談してもいいと思います。
2.実用的なもの
相手の好みのものを選んだところで、アイテムとして不要なものはあります。
普段気軽に使えるような、実用的なものを選んだほうが無難です。
3.コンパクトなもの
引っ越し先では相手も色々モノの配置など考えているはず。
収納に困るものや置き場に困るものは避けた方がいいと思います。
コーヒー好きな友人にエスプレッソマシーンを贈ったら置き場に困ったと言う話を聞いたことがあります。
家電を選ぶ時は相手が本当に欲しがっているものを選んでください。
ありがちな引っ越し祝いの失敗例
次はありがちな失敗例をあげてみます。
・自分基準のかわいいで選ぶ
「ハイセンスなインテリアショップで見つけたもの」「最近流行りのモノ」など、自分基準で選ぶと結局相手の要らないモノになりがちです。
自分の好きな「お酒」や「バスグッズ」なども同じです。私自身、何かと石鹸をもらいちょっと困りました。
・メンテナンスが必要なもの
観葉植物がもらって困るものの中にトップとなっていますが、どうしても面倒みれないという友人には贈らない方がいいでしょう。
植物の中には引っ越しの際縁起がよいとされるものもあります。
幸運を招くと言われる「パキラ」、徳川家康も愛し「引っ越し万年青」という呼び名もある「万年青（おもと）」など。
いくら縁起物でも相手はそのメンテナンスに毎日気を使わなくてはなりません。
相手の負担になるものは避けたほうが無難です。
（もちろん相手が植物が好きという場合はまったく問題ありません。）
また、最近「菌活」などの流れで流行りのぬか床なども同じ理由からやめたほうがいいですね。
・壁掛けのもの
絵画や壁掛け時計、壁掛けのフックなど壁に穴をあけなくては使えないモノは避けた方がいいというより、マナー違反ですね。
相手の新居を傷つけるようなものはやめましょう。
また、火を連想させるもの、赤いものも昔から引っ越し祝い・新居祝いにはNGとされています。
その他、タオルなどもできれば揃えたいなどの理由で喜ばれない場合もあります。
何かと生活に必要なもの・好きなものは人によって大きく異なります。
まずは贈る相手の趣味や嗜好を知ることですね。
引っ越しそばならぬ、何か食事をご馳走するだけでもいいのかな、と個人的には思っていますがみなさんはどうでしょうか。
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