梅雨のカビ対策は今すぐに!カビ対策アイテムご紹介

カビ対策は梅雨前に

梅雨に入ると途端に増えるカビ。
実は梅雨に入ってからではカビ対応は遅いのです。

重要なのはカビが発生してからの対応でなく、発生する前の対応が必要です。
本格的な梅雨を迎える前に予防策をしておきましょう。

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家でのカビはこんなところで発生

カビは水周りだけではありません。
発生する条件と主な発生場所とは?

カビが発生する要因

カビが繁殖する三大要因は

  • 温度
  • 湿度
  • 栄養

です。

温度

さらに温度。
カビは温度の高いとこに発生と思いがちですが、生息できるのは5~35℃。
つまりは冷蔵庫でも繁殖するのです。
20~28℃になると絶好調となり、大繁殖します。

梅雨時期は雨が降っていても気温が高いので、ますますカビは増殖し始めます。

湿度

カビは湿度が60%を超えると発生し始め、70%超えると一気に増殖するそうです。
梅雨の時期の平均湿度は75~80%
カビにとっては好都合のじめじめ感となります。

栄養

カビの栄養は「石鹸カス・畳・食べこぼし・ホコリ・人からでるフケ・髪の毛・皮脂」などです。
家の中でカビが発生する箇所を考えると思い当たりますね。

風呂場や洗濯機の中、押入れやクローゼットの中などなど、、。

今すぐやる梅雨の前のカビ対策

繰り返しになりますが、梅雨に入るとすでにあるカビ菌が一気に繁殖します。
それをおさえるための要因を「梅雨に入る前」に行っておくことがポイントです。

浴室

浴室のカビ

もうカビの楽園?とも言えるくらい高温多湿の浴室。
人の皮脂や髪の毛、石鹸カスなどカビも好物もいっぱい。
そこで増殖しないわけがありませんよね。

梅雨に入る前というより、普段から換気と掃除が大切。
扉のパッキンなどのカビは取っておくことをおススメします。

50℃のお湯でカビを撃退

専用のクリーナーを使わなくても50℃のお湯を5秒かければカビは死滅します。
90秒かければ根も死ぬと言われています。

タイルの目地やドアのパッキンなどカビの生えている箇所を50℃のお湯をシャワーで90秒かけます。
ゴシゴシ洗いは厳禁!表面に傷がつき、カビ菌が入り込む原因になります。

天井はアルコールを含ませたキッチンペーパーを柄付き床拭き用ワイパーに取り付けて拭き取ります。

天井は火傷の原因になるので、あくまで自分にかからない範囲で。

少しのカビから増えていくので、元になるものは今のうちに取り除いておいたほうがいいですね。
ボトルの底、石鹸受け、換気扇なども要チェック。

カビを撃退したあとは、お風呂からあがったら壁や床をシャワーで流し、そのあと水でもう一度流すとカビの栄養素が流され、その後温度も下がるので繁殖しにくくなります。

浴室から出たらドアは全開にせずに少しだけ開けて、換気扇で湿気を逃がします。

浴室は季節関係なく湿気がたまるのでまず常に換気することと、こまめに掃除することしかないかもしれませんね。

寝室

寝室は何と言っても布団。
カビ・ダニの温床になります。

ベッドの場合はベッドから出たら1時間ほどかけ布団をめくって湿気を飛ばします。
布団の場合はやはりかけ布団をめくったまましばらく敷きっぱなしにします。

布団などを天日干しにできない場合は布団乾燥機も効果的です。
扇風機などで風を当てるだけでいいそうですよ。

リビング

掃除を徹底的に。
カーテンも一度洗い、窓枠のパッキンにカビが発生していたら除去しておいてください。

エアコンは本格的に使用する前にホコリを取り、フィルターも洗っておきます。
送風などで試運転しておくと中に潜んでいたカビ菌が外に出ます。
その際は窓を開けて外に逃がしてください。

キッチン

何と言っても三角コーナーや排水口です。

定期的に塩素系クリーナーや漂白剤で除菌してください。
シンクの下は湿気がたまりやすいので定期的に扉を開けてください。

クローゼット・押入れ

何と言っても空気の通り道をつくることです。

そのためにはギュウギュウに詰め込まないことと、脱いだ服や起きてすぐにたたんだ布団をしまうと湿気がたまるので十分乾かしてから収納してください。

クローゼットや押入れにカビが生えると除去が難しいので、まずは予防を徹底します。
雨の日などに窓を開けると湿気を取り込んでしまいますので、晴れた日、窓を開け、クローゼット・押入れの扉も開けます。

物や壁にぴったりつくように物を入れずに少しスペースを作り、通気がおきるようにしてください。

万一内壁などにカビが発生した場合はエタノールなどで取り除いてください。

消毒用エタノールならそのまま使ってください。
蒸すエタノールの場合はエタノール:水が8:2の割り合いで薄めて使ってください。

アルコール対応ボトルに入れてふきつけ、5分くらいおきウエスやペーパータオルなどで拭き取ってください。
さらにちゃんと乾燥させてください。

下駄箱

こちらもカビが発生しやすい場所です。
扉は時々開け、ホコリはまめに取り除きます。

その日履いた靴は下駄箱にしまわず、1日玄関で湿気をとってからしまうようにしてください。

下駄箱もカビが発生すると靴などもその影響を受けます。
靴にカビを発生させないことと同時に下駄箱にも発生させないことが重要です。

もし発生した場合はクローゼット同様、エタノールで除去します。

黒カビなど落ちない場合はキッチンハイターなどの漂白剤の原液を塗布し、しばらくしてから乾いた布でふき取ります。
こちらも扇風機の風などをあてて乾かしてください。

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盲点!こんなところもカビが

ここまではけっこうカビあるあるの場所ですが、こんなところも注意です。

食器棚

食器は意外と普段使うものと使わないものがはっきり分かれます。
使わないモノはどんどん食器棚奥にしまうので、そこに空気と湿気が滞ります。

食器棚の各棚に防カビシートを敷くとか、奥に除湿剤を置くなどの対応を。
食器棚だけでなく、しばらく使っていない食器にカビが発生していないかも要チェックです。

食器にカビが生えていたら、食器のカビも除去してからしまってください。

食器棚もたまに扉を開け、換気することが大事です。
使った食器は拭いてすぐ食器棚にしまうのでなく、しばらく乾かしてからしまうようにすると食器棚に湿気がたまりにくくなります。

かばんの中

ギュウギュウにクローゼットなどにしまいこんでいたバッグやかばんを久しぶりに使おうと思ったらなんか白っぽいものが、、、なんて経験ありませんか?(私だけ?)

意外と湿気がたまり、カビが発生しやすいので、しまう時によく拭いて乾燥させ、できれば除湿剤を入れてクローゼットなどにしまうようにしてください。

カビが発生してしまったら素材によって対処法が異なりますので、専門店で相談してください。
除湿シートと防虫剤を一緒に入れると比較的発生しにくくなります。

普段あまり使わないかばんはたまに出して虫干しすることがカビ予防につながります。

冷蔵庫にはいった保存食材

カビは冷蔵庫の中でも発生します。
例えばタッパーに何か食材をいれて保存しておく場合、小皿やお弁当に使うシリコンカップなどにチューブからしを入れ、食材の上においてタッパーの蓋を閉めます。

もしカビが発生したら、除去して食べることはせずに捨ててください。
カビには根があるので表面だけ除去しても根が食材に残っている場合があります。

梅雨対策に効くアイテム

梅雨時期はとくに除湿を徹底的にすることがポイントです。

部屋の除湿はエアコンや除湿機を上手く活用してください。
タンスや衣服のプラスチックケースなどにはすべて除湿剤を

ここまでは一般的ですが、除湿とカビ予防に効くのが重曹とヒバ
ヒバとは青森のほうで生育する三大名木のひとつです。

カビに強く、香りが防虫・防菌に効きます。

重曹は湿気を取ってくれるので、重曹をいれた容器にヒバオイルをたらし、クローゼットなどに置きます。
防虫効果も高く、ゴキブリなどにも効くのでシンクの下などにもおススメ。
わたしは以下のように市販の除湿剤のケースに重曹を入れ、ヒバオイルをたらし、ガーゼをかぶせて蓋をしめています。

これはそもそも除湿用のケースなので、蓋に穴もあいているのでばっちりですよ。

重曹とヒバオイルを使った除湿剤

また、備長炭も除湿効果が高いので適宜有効活用してください。

カビ取りに使いたいアイテム

意外と使えるカビ取りアイテムが「重曹とお酢」
ただし排水口などある程度洗い流せる場所限定となります。

酢と重曹を混ぜると発泡し、汚れを浮かし取り除いてくれます。

お酢はそのほか水と混ぜてスプレーするとカビ取りに使えるそうです。

カビを取りたい場所にスプレーし、そこに重曹をふりかけます。
さらにまたスプレーし、しばらく放置し水で洗い流してください。

市販のカビ取り剤などの塩素系と混ざると有害ガスが発生する可能性があるので注意してください。

もう5月から気温・湿度が一気に高くなります。
カビの発生をおさえるためにも予防と、小さなカビも豆に除去するようにしたいですね。

健康被害もあるので、カビは極力発生させないことがポイントです。

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